SNSでつながっていることを、「多くの人と自分は人間的交流ができている」と思うのは、大いなる勘違いである。
最初は「SNSは商売を繁盛させるのにいい道具らしい」という噂で始めたつもりの人が、そこにまったく価値を感じることもなく、いつの間にか「承認中毒」「脳内麻薬」にやられて、かえって仕事に支障が出る本末転倒状態になっているのが現状である。
そのように感じたところで、僕の取った行動は当然ながら、一度SNSから離れてみる、ということだった。いくつかのFacebook上のコミュニティに参加していることもあって、完全に止めてしまうということはないだろうと思うが、2013年の方針は「リアルへの回帰」である。
よりリアルな社会での存在意義を持ち、貢献し、役立つことによって承認を得ることにさらにエネルギーを注ぐことにしようと思う。(今野誠一)
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