2013年4月入社を目指した大学生で、内定をもらっている人はどのくらいいるのだろうか。リクルートキャリアが行った調査によると、12月時点で就職が確定しているのは73.4%であることが分かった。進路がまだ確定していないのは19.7%。前年に比べ、就職確定者は7.8ポイント増加し、未確定者が5.6ポイント減少した。
学生の進路確定状況(出典:リクルートキャリア)
就職が確定している人に、入社予定企業への満足度を聞いたところ「満足(非常にを含む)」と答えたのは77.2%と、前年並みという結果に。
企業を選ぶときに、どのような条件を重視しているのだろうか。就職活動を始めたころは「業種」(31.9%)、「職種」「勤務地」(いずれも18.2%)、「安定性」(7.0%)を求める人が目立った。
ただ12月時点では「業種」(21.2%)と答えた割合が、10.7ポイントも減少。一方、就活を始めたころに「一緒に働きたいと思える人がいるかどうか」と答えた人は5.4%だったが、12月時点では6.1ポイント増の11.5%だった。
企業を選ぶときの条件(出典:リクルートキャリア)
インターネットによる調査で、就職活動を行った大学生(大学院生を含む)1645人が回答した。調査期間は1月8日から15日まで。
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