荻野永策(おぎの・えいさく)
株式会社ALUHA社長。Javaプログラミングができるマーケティング、営業戦略コンサルタント。1979年兵庫県西脇市生まれ。金沢工業大学でJavaを用いたソフトウェア加工学を学び、2001年情報処理学会北陸支部優秀学生賞を受賞。大学院を経てALUHAを起業。
2013年2月18日発行の日経MJに「食品の通販代行 人手不足カバー」という記事が掲載されていた。簡単にまとめると次のような内容である。
この記事では、日本郵便の取り組みを中心に紹介しているが、日本郵便は自社サービスの使い方を考え、それをパッケージにして販売し、自社の売上向上を狙っている。
「ワンライン」が良い例だが、「こういう風に活用したら売り上げが上がるのでは?」と顧客リストの活用方法を提案し、その中の手段としてDMを組み込み、郵便物の増加を狙っている。「DMを送りませんか?」という提案ではなく、「DMと顧客リストを活用すれば、優良顧客が増えるんですよ」という提案を行っている。つまり、優良顧客の増加という「日本郵便の使い方」の提案と言えよう。
「手紙スーパー」も同様である。日本郵便を「こうやって使えば」、生活がこんなに便利になるという提案を行っている。自宅のポストまで回収しに行くという業務が発生するが、買い物に日本郵便を使うという形で、新しい使い方を提案している。
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