こういう動きはなにも昨日今日始まったことではない。2007年、米議会に「慰安婦」だったという老婆が3名やってきて、旧日本軍がいかに残忍な連中かということを恨み節たっぷりで訴えた。タイムズスクエアの広告はすでに5年前から兆候が見えていたというわけだ。
こういう地道な情報戦を「ロビー活動」と言う。
「慰安婦」が米議会でスピーチしていた頃、本国では軍事産業を舞台に暗躍する人々を描いた「ロビイスト」なんてドラマが放映された。だから韓国では、ニュースキャスターがロビー活動を「ロビーでお願いをすること」なんて説明したら間違いなくバカにされる。
世界は日本人が思っている以上に「謀略」に満ちている。ズルい、汚いだなんて叫んだところで負け犬の遠吠えだ。手遅れかもしれないが、あらゆる業界で「ロビイスト」を育成すべきではないか。
「実力派キャスター」なんてもてはされる人たちが、テレビでこんなコメントができるようなると、この国はもうちょっとまともになる。
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