スマホでは“見出し”がより重要に!? ニュースサイトの閲覧方法

» 2012年12月21日 17時20分 公開
[Business Media 誠]

 技術の進歩で、さまざまな媒体から情報を手に入れられるようになっている。どのようにニュースを得ている人が多いのだろうか。

 ネットリサーチサービス「Fastask」の調査によると、20代以上の男女に「日常、どのメディアからニュースを得ていますか」と尋ねたところ、「テレビ」(87.6%)と「インターネット」(86.5%)が拮抗(きっこう)。以下、「新聞」が59.5%、「ラジオ」が23.2%で続いた。

 インターネットと答えた人にいくつかのニュースサイトを挙げて「現在利用しているもの」を聞くと、「Yahoo!ニュース」が72.8%と断トツ。以下、「Googleニュース」が17.6%、「Infoseek楽天ニュース」が13.8%、「YOMIURI ONLINE」が12.9%、「朝日新聞デジタル」「日本経済新聞電子版」がそれぞれ12.8%、「MSN産経ニュース」が12.5%で続いた。

 年代別にみると、「朝日新聞デジタル」「日本経済新聞電子版」は上の年代になるほど割合が高くなっていた。

現在利用しているニュースサイト(出典:Fastask)

 インターネットのニュースサイトから情報を得る際に使うデバイスを尋ねると、最も多かったのは「ノートPC」で63.9%。以下、「デスクトップPC」が51.2%、「スマートフォン」が26.7%、「タブレットPC」が8.7%で続いた。

 デバイス別のニュース閲覧方法を見ると、ノートPCを利用している人では「見出しを読んで気になるニュースだけ本文を読むようにしている」が70.7%、「見出しを読むだけにしている」が1.1%だったが、スマートフォンを利用している人では「見出しを読んで気になるニュースだけ本文を読むようにしている」が72.3%、「見出しを読むだけにしている」が5.6%といずれも高くなっていた。「スマートフォン利用者に閲覧してもらうには、ニュースの“見出し”は非常に重要であると言えそうだ」(Fastask)

 インターネットによる調査で、対象は20代〜60代以上の男女1000人(男性500人、女性500人)。調査期間は12月14日と12月15日。

スマートフォンでのニュース閲覧方法(出典:Fastask)

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