以上の調査結果からどのようなことが見えてきたのでしょうか。職場や身近なところに「異性との出会いがない」と思う人は、趣味の活動をしたり、習い事を始めることから出会いのきっかけをつくってみるのも1つの手であることが分かりました。ここで疑問を感じられる人もいるかもしれません。例えば「きっかけを増やすだけで、いい相手に巡りあえるの?」と。
そこで20〜40代の夫婦に、結婚相手を選ぶ際のポイントを聞いたところ、9割以上の人が「価値観が似ていること」を挙げられました(ブライダル総研調べ)。また相手の価値観やものの考え方に満足している夫婦ほど、結婚の幸福度が高いことも明らかになりました。相手探しをしている時は見た目や年齢、年収といった分かりやすい情報に目がいきがちですが、相手の価値観やものの考え方が自分と一致しているかどうかを確認することも重要になってくると言えそうです。
全国で「街コン」などリアルな会話を通して、相手の価値観や考え方に触れるようなイベントが数多く開催されています。リクルートでも価値観の合うパートナー探しをサポートする「ツインキュ」というWebサービスをスタートしました。「真面目な恋愛をしたい」「一緒に人生を歩んでいける相手をそろそろ探したい」という人は、きっかけづくりをはじめるとともに、知り合った相手と自分の共通している価値観について考えてみてはいかがでしょうか。
ビジネスパーソンにとって、情報は大きな“武器”のひとつだ。しかし「新聞、雑誌、テレビ、ネットなどで情報を仕入れているのに、いまひとつ世の中の動きがよく分からない」という人もいるだろう。
もちろんメディアが悪いのではなく、ましてやそのビジネスパーソンの感度がにぶいわけでもない。現在の状況を分析し、次にどういったモノがやって来るのか――といった情報に触れていないのかもしれない。
「これからのことがよく分かるコラム」では、“今と次”にスポットを当てた。今、何が起きているのを知り、次に何が来るのかを推測する。そうした情報を自分の肥やしにして、仕事力をアップさせようではないか。
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