今年5月に開業して、首都の新たな名所となっている東京スカイツリー。1958年の開業以来、首都のシンボルとなっている東京タワーとどちらが人気があるのだろうか。
アットホームの調査によると、東京23区の賃貸居住者に「東京スカイツリーと東京タワー、どちらが好きですか」と尋ねたところ、「東京タワー」が46.3%と「東京スカイツリー」の22.8%を大きく上回った。ただし、開業前の2011年11月に行った調査では、「東京タワー」が48.0%で「東京スカイツリー」が16.5%だったので、その差は詰まっているようだ。
男女別に見ると、男性では東京スカイツリー、女性は東京タワーを好む傾向があった。
さまざまなケース別に東京スカイツリーと東京タワーのどちらがいいか聞くと、「展望台に登るなら」「初日の出を見るなら」といった上から景色を眺める場合は東京スカイツリーの方が高く、「部屋から見るなら」「近くに住むとしたら」といった下からタワーの外観を眺める場合は、東京タワーの人気が高い結果となった。
「自宅から夜景がきれいに見えるとしたら、家賃に月額いくらプラスする価値があると思いますか」と尋ねると、東京タワーの夜景では平均9223円アップ、東京スカイツリーの夜景では平均9042円アップ。前回調査と比べて、東京スカイツリーは1866円も上昇し、東京タワーとほぼ同額になった。
男女別に見ると、ともに女性の方が男性よりも「価値が高い」と考えており、その差は東京タワーでは1578円、東京スカイツリーでは2563円だった。
インターネットによる調査で、対象は東京23区の賃貸住宅に住む20〜40代男女600人(男性300人、女性300人)。調査期間は11月17日から21日。
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