平均年収、最も高い業種は――DODA調べ(1/2 ページ)

» 2012年12月10日 08時00分 公開
[Business Media 誠]

 他人の給与は気になるものだが、実際のところどのくらいもらっているのだろうか。転職サイト「DODA(デューダ)」に登録しているビジネスパーソンのデータを基に、業種別の平均年収を調べたところ、最も年収が高かったのは「投信/投資顧問」の760万円であることが分かった。次いで「医薬品メーカー」(645万円)、「ハードウェアメーカー」(611万円)、「コンサルティングファーム/シンクタンク」(603万円)、「家電/AV機器メーカー」(600万円)と続いた。

平均年収ランキング(業種別、出典:DODA)

 一方、平均年収が低い業種は「理容/美容/エステ」(293万円)、「百貨店」(324万円)、「信金/信組」(328万円)だった。

 年代別に見ると、20代は1位の「医薬品メーカー」(462万円)など、メディカル系が上位にランクイン。「メディカル系は、初任給に資格手当が10万円ほどプラスされる『薬剤師』や、成果次第で20代から高年収を狙える『MR』などが、年収を引き上げていると考えられる」(DODA)

 30代では、1位の「投信/投資顧問」(702万円)、2位の「証券会社」(687万円)を始め、TOP5のうち4業種を金融系が占めた。40代以上になると、1位は30代に引き続き「投信/投資顧問」(1089万円)だったが、そのほかに20〜30代ではTOP10に入っていなかったメーカー系が上位にランクイン。「メーカーは、年功序列型賃金制度の企業が比較的多く、年齢が上がるにつれて順位も上昇すると考えられる」(同)

30代の平均年収ランキング(出典:DODA)
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