――授業のメモはどのようにとっているのですか。
大内 iPadで受講している時は、次のようにとっています。
1.iPad上でメモを取り、自分にメール
2.PCが使える環境になったら、メールを受信
3.Google ドライブの各授業のファイルに追記
――モバイル学習で感じているメリットとデメリットについて、教えてください。
大内 勉強したいと思った時にその熱が冷める前に勉強できること、スキマ時間を徹底的に使えることです。寝るギリギリまでベッドで学習したり、トイレや電車でも使えます。電車では隣の人もやはり気になるからか、のぞかれますね(笑)。会社で勉強していても、「俺にも見せてくれ」とよく言われます。
iPadでもPCとまったく同じような使い方ができるので、授業の内容についての質問もiPadでしていますね。
デメリットは、iPadを持ち歩こうとすると意外と重いことです。仕事のカバンにiPadを入れて持ち歩くと、それだけで3キロ以上になり、トレーニングのようになっています。
――オンライン学習だと自分でペースを決めないといけないこともあり、サイバー大学を4年間で卒業を目指す人は全体の半分以下です。しっかり学習を続けるための工夫はありますか。
大内 とにかく持ち歩くことですね。本当に時間がないので、隙間時間を徹底活用するのが重要で、そのためには場所を選ばずにすぐ使えるiPadがないと厳しいです。これがなかったら全然無理でしたね。
私は自宅や勉強カフェという有料自習室で学習しているのですが、それ以外にも会社の昼休み、朝晩の電車の中、また自宅でもベッドの中で横になりながらというように隙間時間を徹底活用していますので。
――大学側でもサポートはされているんですか。
大学広報 学生ごとにラーニングアドバイザ―が担当に付いて、それぞれのライフスタイルに合わせて、週にこのくらい勉強しましょうとアドバイスしています。ラーニングアドバイザ―は複数の学生を担当しますが、担当に付いた学生を学期中ずっとフォローします。
――大内さんも相談されたんですか。
大内 ある授業を選択すると、基本的に2週間以内に小テストまで進んで合格点をとらないといけないのですが、「あと2日しか授業を受けられる期間はありませんよ」という警告メールが来たことはありましたね(笑)。
また、英語の先生からも「あと1日しかないですよ」というメールが来たことがありました。そこで、頑張ってやったら、「よくできましたね」というメールをいただいて、モチベーションが上がりました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PRアクセスランキング