Amazonや楽天など、ネットショッピングが身近なものとなって久しい。利用者はどのように活用しているのだろうか。
アサヒグループホールディングスの調査によると、20歳以上の男女に「ネットショッピングの購入頻度」を尋ねると、最も多かったのは「月1回程度」で26.0%。以下、「半年に数回」が21.5%、「月2〜3回」が18.0%、「過去に何度か経験した程度」が16.9%で続いた。「月1回以上」という割合が半数を超えており、「経験がない」は9.6%とわずか10人に1人だった。
利用する際に使う主なツールは「PC」が93.8%と断トツで、「スマートフォン」(5.2%)や「スマートフォン以外の携帯電話」(2.1%)は少数派。しかし年代別にみると、20代では「スマートフォン」が21.3%と高くなっていた。
「ネットショッピングで購入したことのある商品」を聞くと、男性では「PC・関連機器・ソフト」(45.5%)と「家電・AV機器」(45.2%)が上位だったが、僅差でいくつかの商品が並んだ。一方、女性では「ファッション用品(衣類・靴など)」が64.9%と断トツだった。
「ネットショッピングの利点や魅力」を尋ねると、最も多かったのは「実際に足を運ぶ手間や時間が省ける」で68.3%。以下、「重たい荷物を自宅まで運んでもらえる」が46.5%、「近所にショップのない商品でも手に入る」が38.0%、「同じ商品や競合商品を比較検討しやすい」が36.8%で続いた。価格より、利便性を重視している人が多いようだ。
インターネットによる調査で、対象は20歳以上の男女783人(男性399人、女性384人)。調査期間は11月14日から20日。
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