米国の大統領選挙で勝利をおさめたオバマ大統領は、勝利演説でどのようなワードを使っていたのだろうか。英語学習サービスを提供するセレゴ・ジャパンが分析したところ、「work(働く)」(15回)が最も多く使われていることが分かった。次いで「country(国)」(13回)、「forward(前方へ)」(9回)、「future(将来)」「hope(望む、期待する)」(いずれも8回)と続いた。
4年前の勝利演説(2008年11月5日)のときには、どのようなワードを使っていたのだろうか。「tonight(今夜)」(13回)が最も多く、以下「people(人々)」(12回)、「nation(国家、国民)」(8回)、「Yes We Can!(我々にはできる)」(7回)、「Change(変革)」「hope(望み)」(いずれも6回)という結果に。
4年前の勝利演説で使われたワードの多くは、オバマ氏の米国に対する思いや決意を表わすものが目立った。「オバマ大統領は『Change Yes We Can!』のスローガンを掲げて就任したが、再選後に行われた勝利演説で強く語られたのは、work、fight、jobという単語からも分かるように『まだ成すべき仕事は終わっていない』ということだった」(セレゴ・ジャパン)
オバマ大統領の演説を使って、英語の勉強をしよう……という人も多いだろうが、「単語個々の意味だけでなく、その単語が使われている背景を理解することが大切。英語学習という枠を越えて米国の文化や歴史に触れることができるだろう」(同)としている。
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