現在、樋渡市長は全国の自治体にF&B良品を展開することに熱心に取り組んでいます。現時点で、武雄市を含め、すでに以下のサイトが開設済み。
- 佐賀県武雄市
- 鹿児島県薩摩川内市
- 岩手県陸前高田市
- 福岡県太刀洗町
- 新潟県燕・三条市
- 栃木県那須市
年内にはさらに2自治体が参加予定。F&B良品に参加している自治体のページをまとめて紹介するF&B良品のポータルサイトもまもなく開設されるとのこと。
まだ、ソーシャルコマース自体の成功事例もほとんどない中、自治体が運営する「F&B良品」の今後の展開は、地域振興に与えるインパクトも含め、目が離せないですね。(松尾順)
→松尾順氏のバックナンバー
- “信じたい心”と“懐疑の精神”――生き残りに有利な戦略とは
これまで私たちは「人を信じること」が生き残りに有利であったことから、基本的に「人を信じたい」という強い欲求を持っています。しかし、多くの数の人々とつながるようになった今、適度な「懐疑の精神」を意識的に養うことが、生き残りにますます必要になっています。
- 好成績の自動車ディーラーは何が違っているのか
身近になればなるほど、批判的な言葉が出やすくなってしまうのが人間の性というもの。しかし、物事を潤滑に進めるためには、批判はおさえて、ほめることを増やすことが大切であるそうです。
- 感情と理性、どちらに訴えれば消費者に響く?
商品の差が明確な場合は理性に訴えかけるマーケティングが重要ですが、差が縮まってくると感情に訴えかけるマーケティングが重要になってきます。企業もそのはざまでマーケティングのやり方に悩んでいるようです。
Copyright (c) INSIGHT NOW! All Rights Reserved.