ハロウィンでお菓子をあげたことはありますか?

» 2012年10月19日 13時19分 公開
[Business Media 誠]

 かぼちゃの中身をくりぬきろうそくを立ててランタンを作ったり、子どもたちが仮装して「お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ」と唱えてお菓子をもらったりするハロウィン。欧州起源の民俗行事だが、日本ではどのように受け入れられているのだろうか。

 ネオマーケティングの調査によると、3〜12歳の子どもを持つ母親に「ハロウィンが好きですか?」と尋ねたところ、「好き(どちらかというと含む)」が75.8%と「嫌い(どちらかというと含む)」の3.8%を大きく上回った。ただ、「興味がない」も20.4%と少なからずいるようだ。

ハロウィンが好きですか?(出典:ネオマーケティング)

 「過去に子どもとハロウィンで何かしたことはありますか?」と聞くと、「ハロウィン関連グッズを購入した」が65.4%と断トツ。以下、「自宅でハロウィンのお菓子や料理を購入した」が33.4%、「ハロウィン関連のイベントへ行った」が29.0%、「自宅の部屋や庭などを装飾した」が28.6%、「仮装した」が24.4%で続いた。

 ちなみに昨年かけた費用を聞くと、「500円以下」が31.9%、「501〜1000円」が27.0%、「1001〜3000円」が20.8%と、多くの人はそれほどお金をかけずに楽しんでいるようだ。

過去に子どもとハロウィンで何かしたことはありますか?(出典:ネオマーケティング)

自分の子ども以外にお菓子をあげたことがある母親は3人に1人

 「ハロウィンの日に自分の子ども以外にお菓子をあげたことはありますか」と尋ねると、「ある」は36.2%と3人に1人にとどまった。ハロウィンは好きなものの、本来の行事を体験したことがある人はそんなに多くはないようだ。

 「お菓子をあげた場所」では「自宅」が60.8%でトップ。以下、「友人の家」が39.2%、「イベント」が29.8%、「学校・幼稚園」が11.0%、「お店」が2.2%で続いた。

 また、ハロウィンの思い出を具体的に聞くと、「何も用意していなかったのに、知らない子供達がお菓子を取りに来て焦った」(41歳女性)、「毎年、子供の保育園で参観日があり、劇やお話をきかせてもらえる」(33歳女性)、「トイレットペーパーをグルグルに巻いて子供をミイラ男にした」(36歳女性)といった声があった。

 インターネットによる調査で、対象は3〜12歳の子どもを持つ20〜49歳の女性500人。調査期間は10月2日から4日。

お菓子をあげた場所(出典:ネオマーケティング)

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