自分の国を“誇り”に思うポイントは(1/2 ページ)

» 2012年10月06日 08時00分 公開
[Business Media 誠]

 自分の国を「カッコイイ」と思っている人はどのくらいいるのだろうか。日本人の小学生と3年以上日本に住んでいる外国人小学生に聞いたところ「自分の国はカッコイイ」と答えた日本人は15.5%にとどまったが、外国人は46.5%。

 また、それぞれ母親に「自分の国を誇りに思いますか?」と聞いたところ「とても誇りに思う」と答えた日本人は33.0%に対し、外国人は45.0%。自国民であることの意識が、母子ともに日本人よりも外国人のほうが高いことが、お正月ニッポンプロジェクトの調査で分かった。

※外国人の母国語の内訳は英語31.5%、北京語22.5%、広東語2.0%、韓国語32.5%、ロシア語3.5%、フランス語2.0%
自分の国を「カッコイイ」と思っている日本人の小学生は15.5%(出典:お正月ニッポンプロジェクト)

 「自分の国を誇りに思う」と答えた母親に、どの部分において誇りに感じているのかを聞いたところ、日本人の母親は「季節ごとの慣習」(68.2%)がトップ。一方、外国人の母親は「歴史と伝統」(70.0%)と答えた人が最も多かった。

 2位以下をみると、日本人の母親は「歴史と伝統」(63.6%)、「治安」(60.6%)、「自然」(56.1%)、外国人の母親は「文化・芸術」(57.8%)、「季節ごとの慣習」(48.9%)、「勤勉」「教育水準」(いずれも38.9%)という結果に。

自国において「とても誇りに思う」部分。日本人の母親は「季節ごとの慣習」がトップ(出典:お正月ニッポンプロジェクト)
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