9月の新車販売台数、2代目効果で日産「ノート」が4位に

» 2012年10月04日 14時53分 公開
[Business Media 誠]

 日本自動車販売協会連合会などは10月4日、9月の新車販売台数ランキングを発表した。トップは16カ月連続でトヨタ自動車の「プリウス」で、販売台数は前年同月比33.5%減の2万2091台。僅差の2位にトヨタ自動車のハイブリッド車「アクア」が2万2039台で入った。

 3位はスズキの軽自動車「ワゴンR」で同42.6%増の2万891台。軽自動車では前月まで5カ月連続でホンダ「N BOX」がトップだったが、「ワゴンR」は2011年9月以来1年ぶりにトップに返り咲いた形だ。また、4位には9月に2代目が販売開始した日産自動車「ノート」が1万8355台でランクインした。

9月の新車乗用車販売台数ランキング(左、クリックで30位まで表示、出典:日本自動車販売協会連合会)、9月の軽自動車新車販売台数ランキング(右、クリックで拡大、出典:全国軽自動車連合会)

三菱とホンダが4割減

 9月の新車販売台数は前年同月比8.1%減の28万8479台で、2011年8月以来13カ月ぶりに減少した。エコカー補助金が9月21日に終了した影響が出ているようだ。一方、軽自動車の新車販売台数は同6.6%増の15万8208台と12カ月連続で前年同月比プラスで、好調を維持しているようだ。

 メーカー別に見ると、三菱自動車が前年同月比45.2%減、ホンダが同39.5%減と大きく販売台数を減らした一方、日産は「ノート」効果で同2.3%増と前年の販売台数を上回った。

9月の新車販売台数(登録車、出典:日本自動車販売協会連合会)

関連キーワード

販売台数


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.