どこに住んでいる? 若手社員で貯蓄額が多い人(1/2 ページ)

» 2012年10月03日 16時51分 公開
[Business Media 誠]

 若手社員で貯蓄額が多いのはどこに住んでいる人なのだろうか。22〜34歳のビジネスパーソンに聞いたところ「岐阜県」在住の人が最も多く451万円であることが、DODAの調査で分かった。岐阜県民に貯蓄方法を聞いたところ「定期的に預貯金するように心がけている」「無駄遣いしない」など、堅実に貯蓄を増やしている人が多いようだ。

岐阜県民の平均貯蓄額(出典:DODA)

 2位は「和歌山県」で448万円、以下「愛媛県」(387万円)、「福井県」(370万円)、「長野県」(365万円)と、いずれも政令指定都市を持たない県がランクイン。それぞれの貯蓄方法を見てみると「和歌山県」と「福井県」は「定期積立」、「愛媛県」は「株式投資や運用」、「長野県」は「節約」という回答が目立った。

 一方、貯蓄額が最も少ない都道府県は「大分県」の94万円。貯蓄が増えない理由は「クルマを購入した」「クルマの維持費にかかる」などクルマに関する出費が他県に比べて多い。また地域ごとに見てみると「東海、北信越、関西など、日本の中央に位置する地域は貯蓄が多い一方、九州・沖縄や北海道・東北など、日本の端に位置する地域は貯蓄が比較的少ない傾向が見受けられた」(DODA)

大分県民の平均貯蓄額(出典:DODA)
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