8月も今日で終わり。今後もしばらく暑さは続くだろうが、少しずつ季節は秋に移ろっていく。
脇坂クリニック大阪(参照リンク)は、8月30日、「秋の抜け毛危険度」を予測するセルフチェックリストを公開した。秋は毎年抜け毛の相談が多い季節で、実際に問い合わせが増えるという。セルフチェックリストは以下のとおりだ。「はい」がいくつあるか数えてみてほしい。
設問に「はい」と答えた数が0〜3個の人は「危険レベルC:ひとまず安心」。4〜6個の人は「危険レベルB:やや注意」、今年は抜け毛が多くなるかもしれないので、生活習慣を見直してみよう。7個以上あった人は「危険レベルA:要注意」、秋口以降も抜け毛が続くようであれば、進行性の脱毛症の可能性がありそう、とのこと。
髪の毛が生え、成長して抜け落ちるのは体の自然なサイクルで、毛は必ず抜けるもの。自然に抜ける毛は1日100本ほどだが、秋は抜け毛が増えることが多く1日200本程度抜けることもあるという。院長の脇坂長興(わきさかながおき)氏によれば、秋に抜け毛が増えるのは「紫外線」「夏から続く疲れ」「季節の変化に伴う体調の乱れ」「ストレス」などが理由だという。
「多すぎる抜け毛を防ぐために、まずはこれまでの生活習慣を見直すことが大切です。そのうえで、以下のような予防策の実践が、抜け毛を減らすために役立つでしょう。(1)「遅寝」「遅起き」などをやめて生活リズムを整えること (2)適度な運動を心がけ、マッサージなどで頭皮の血流を良くすること (3)髪の形成に必要な「たんぱく質」を効果的に摂取するため、偏りのない食生活を心掛けること」(脇坂氏)
もちろん、生活習慣の改善だけでは抜け毛が治まらない場合もある。どうしても抜け毛が気になる場合は、頭髪専門の医療機関を受診し、専門医に診てもらったほうが良さそうだ。
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