コラム
» 2012年08月29日 08時00分 UPDATE

これからのことがよく分かるコラム:ソーシャルリクルーティングを使って、上手に転職する方法 (1/5)

「ソーシャルリクルーティング」という言葉を聞いたことがある人も多いだろう。この1年余りで徐々に広がりを見せているが、具体的にはどのようなことを行っているのだろうか。リクルートの三木拓朗氏が解説する。

[三木拓朗,Business Media 誠]

著者プロフィール

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三木拓朗(みき・たくろう)

株式会社リクルート HR・斡旋カンパニー HRプラットフォーム事業部 CodeIQプロデューサー

2004年株式会社リクルート入社。アルバイト採用領域、新卒採用領域、中途採用領域を経て現職。「自分や友人のITエンジニアが良い転職ができるサービスを作る」をコンセプトに、仲間2人と昨年度の社内新規事業コンテスト「New Ring」に応募。準グランプリを獲得し、今年の4月からテスト事業化。

専門領域は大規模データの解析と活用。「大規模データの活用は、意思決定や日常業務の質を劇的に高める」を信念にさまざまな活動に従事。


 「ソーシャルリクルーティング」という言葉は、この1年余りで徐々に広まりを見せている。あくまで参考だが、採用を行っている企業の約半数がSNSを利用している調査報告もあり(参照リンク)、この兆候はSNSの浸透、普及とともに今後も進んでいくだろう。

 ソーシャルリクルーティングという言葉は、「企業がSNS(Facebook、Twitter、Linkedinなど)を使って、候補者とネットワークを作りスカウトなどを行うこと」と今回は定義するが、このことは多くの人がイメージできることだと思う。

 では、企業の採用活動を表すソーシャルリクルーティングという言葉に対して、個人の側から見た「ソーシャルツール(ネットワーク)を利用した転職活動」については、どのようなイメージをお持ちだろうか。

 筆者の元には「ソーシャルリクルーティングは知っているが、個人の転職活動はどのように変わるのか?」という質問がよく届く。このことから想像するに、個人の側から見た転職活動の変化については、まだあまり認知されていないのではないだろうか。

 筆者が活動を行っているITエンジニアの領域では、個人の転職の仕方が、従来の「求人票を見て応募する」「紹介会社に登録する」というものから、「ソーシャルツールなどを活用して作ったネットワーク(人脈)を利用する」というものに変化していく兆しが見え始めている。

 そして、筆者は、今後この新たな転職の仕方は、ITエンジニア以外の領域にも徐々に広まるのではないかと予想している。

 今回は、すでに兆しが出ているITエンジニアの領域において、「新しい転職プロセスの概要」「新しい転職プロセスの利点」「今後個人が準備すべきこと」について紹介したい。ITエンジニアの領域以外の方にも、私たちの転職活動が今後どのように変化していくのかをイメージしていただけたら幸いである。

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