お盆休みに短編小説を書いてみませんか?誠 Weekly Access Top10(2012年7月28日〜8月3日)

» 2012年08月10日 12時30分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 先週最も読まれた記事は「アップルがつまらなくなったから僕は辞めた」。2位は「日本人の“行列好き”に驚き――北欧雑貨店が休業に追い込まれる」、3位は「人間の滑稽さをなぜ伝えないのか? 報道されない現場のネタ」だった。

お盆休みに短編小説を書いてみませんか?

 今週から作品の募集が始まった「第1回 誠 ビジネスショートショート大賞」。TwitterやFacebookでの反応が少なからずあったのだが、「ビジネスがテーマといっても漠然としているのでどんな作品を書いたらいいんだろう?」と思った人もいるのではないだろうか。

 ビジネスがテーマというと『ハゲタカ』のような作品を筆者はまず思い浮かべるが、字数の目安が3000字程度という中でそれほどの物語を書きこむのは難しい(あくまで目安なので長い作品を書いてもいいのですが……)。

 昔、ちきりんさんが書いた近未来物語「社会派フィクション『2024年 F本氏の独白』」や、ある会社での新製品開発をテーマにした「中村誠32歳・これがメーカー社員の生きる道」がその制約の範囲に入っている物語なので、参考にしてはいかがだろうか。

 いわゆるビジネスパーソンが登場しなくても、「魔王『この我のものとなれ、勇者よ』勇者『断る!』」(通称『まおゆう』)のような作品なら経済がテーマなのでOKである。少しでもビジネスと言える要素が入っていれば大丈夫なので、幅を広くとらえて自由に書いていただければと思う。

 3000字前後というと、やろうと思えば1日で書けるくらいの長さ。「東証一部企業の社長なんだけど、実名で応募するのは恥ずかしいな」という場合は匿名での応募も可能なので、ぜひ気軽に挑戦していただきたい(大賞をとった場合は賞金を贈る関係上、本名や住所を編集部には伝えていただきます)。

 来週からお盆休みに入るので、興味を持った方は書いてみてはいかがだろうか。筆者としては、『なれる!SE』や『羽月莉音の帝国』のような“ビジネスライトノベル”とでも言えそうな作品が応募されてきたらうれしいな、と期待しているところだ。

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