「ボスが来た」をご存じだろうか。Windows以前、MS-DOSの頃のゲームソフトなどによく搭載されていた機能で、特定のキーを押すと瞬時に仕事をしているような画面が表示される、というもの。会社のPCなどでこっそりゲームをしていて、上司がやってきたときに見つからないよう、とっさに都合が悪い画面を隠して仕事をしているように見せかける……というシングルタスク時代には欠かせない(?)機能だったのだ。
最近はあまり見かけなくなった「ボスが来た」だが、意外なところで復活。7月31日に発売されたサントリー「エスプレッソーダ」の特設サイト「エスプレッソーダ in Office」(参照リンク)は、“21世紀版ボスが来たWebアプリ”ともいえる内容になっている。
エスプレッソーダ in Officeは、オフィスワーカーの息抜きを支援するWebアプリ。起動すると表計算ソフトのような表示に切り替わる。画面の下にはタブがあり、ここを切り替えることで複数の機能が使える。TwitterやFacebookのタブを押せば自分がフォローしている人の最新情報を見ることができるが、これも表計算ソフト風。パッと見てSNSで遊んでいるようには見えない……という仕掛けだ。
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