大学の本質は「教育と研究」であることは言うまでもありません。これらを磨き、最高学府として社会に有為な人材を送り出していくことが最も重要な役割です。
しかし少子化が進み、2010年には5校が学生募集を停止、今年はついに首都圏でも学生募集を停止する大学が出てきました。2018年以降、対象となる18歳人口は再び減少し、上昇の兆しはありません。
「働きながら学びたい」という社会人のニーズや外国人留学生の獲得など、新たな市場開拓も大きな課題と言えるでしょう。海外を見てみると、米国のニューヨーク大学が、2010年にアブダビ校を開校し、2013年には上海校を開校する予定。教育・研究だけでなく、「経営力」が大学の未来を左右する時代になってきました。
人口減少が再び加速する2018年までに、大学はどのような戦略に基づき、どのようなポジションを築いていくのか。各大学のマーケティング戦略に、注目してみてはいかがでしょうか。
ビジネスパーソンにとって、情報は大きな“武器”のひとつだ。しかし「新聞、雑誌、テレビ、ネットなどで情報を仕入れているのに、いまひとつ世の中の動きがよく分からない」という人もいるだろう。
もちろんメディアが悪いのではなく、ましてやそのビジネスパーソンの感度がにぶいわけでもない。現在の状況を分析し、次にどういったモノがやって来るのか――といった情報に触れていないのかもしれない。
「これからのことがよく分かるコラム」では、“今と次”にスポットを当てた。今、何が起きているのを知り、次に何が来るのかを推測する。そうした情報を自分の肥やしにして、仕事力をアップさせようではないか。
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