飲み会やホームパーティなど、友人や職場の同僚を自宅に招く機会はあるもの。招く側、招かれる側はそれぞれどのようなことに注目しているのだろうか。
小林製薬の調査によると、「自宅に人を招く際に注意していること」を尋ねたところ、「清潔さ」(39.7%)と「整理整頓」(34.1%)が上位。以下、「その家独特のニオイ」が13.5%、「芳香剤やアロマの香り」が3.0%、「インテリア」が2.9%で続いた。
一方、「他人のお宅に行って、気になること」を聞くと、トップは同じく「清潔さ」で27.7%。しかし2位以下は順位が異なっており、「その家独特のニオイ」が24.8%、「整理整頓」が20.0%、「インテリア」が15.7%、「雑貨や小物」が3.8%で続いた。
小林製薬では「他人の家のニオイには厳しいが、自分の家のニオイには甘いという結果になった。『インテリア』『雑貨や小物』は自分の家に招く時より、他人の家に訪問した時で割合が高くなっており、自分の家に招く時はキッチリしているところを見せたいが、他人の家ではさらにその人のセンスや財力を見たいという意識差が見られた」とコメントしている。
自宅に招く際、相手の性別によって気の遣い方は変わるのだろうか。「自宅に同性を招く場合と、異性を招く場合、どちらが気を遣いますか」と尋ねると、「同性でも異性でも同じぐらい気を遣う」が男女ともに最も多かった(男性48.4%、女性49.2%)。
しかし、男性では「異性を招く方が気を遣う(やや気を遣う含む)」が46.4%と「同性を招く方が気を遣う(やや気を遣う含む)」の5.2%を上回っており、女性では「同性を招く方が気を遣う」が40.8%と「異性を招く方が気を遣う」の10.0%を上回っていた。「どちらにせよ、女性が訪問する場合、家主はより気を遣う傾向があるようだ」(小林製薬)。
インターネットによる調査で、対象は20〜59歳の男女1000人。調査期間は6月29日から7月6日。
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