LCCを利用すればオトクなの? 知っておきたい「常識」これからのことがよく分かるコラム(1/6 ページ)

» 2012年07月18日 08時01分 公開
[稲垣昌宏,Business Media 誠]

著者プロフィール

稲垣昌宏(いながき・まさひろ)

1987年、上智大学卒業。同年、新卒にてリクルート入社。1994年の『エイビーロード大阪・名古屋発』(情報誌)創刊プロジェクトから海外旅行領域に関わる。その後『エイビーロード自由旅行』創刊(副編集長)、『エイビーロード』編集長、『エイビーロード(NET)』編集長などを歴任したのち、2006年に『エイビーロード・リサーチ・センター』設立に際し、初代センター長に就任。海外旅行歴はプライベート・取材旅行など述べ数百回に上り、消費者視点での情報発信と国際交流促進への貢献をライフワークとしている。


 2012年3月1日に「ピーチ・アビエーション」、8月1日予定で「エアアジア・ジャパン」と7月3日に「ジェットスター・ジャパン」の3社の新就航により、今年、格安航空会社(LCC)が何かと話題になっています。

 また、国際線では現在、成田・羽田や関空などを中心に10社が乗り入れ、今後も続々と新就航の予定があります。

 「LCC=安い」「レガシーキャリア(従来型航空会社)=高い」といったイメージがあると思いますが、本当にそうなのでしょうか。このコラムではそうしたLCCのイメージと実態のギャップを整理し、皆さんが賢い選択をできるよう、正しい常識をまとめてみたいと思います。

格安航空会社の認知率。エイビーロード海外旅行調査2012より。2012年3月調査、2011年に海外旅行をした人が対象。調査時点で国際線未就航の会社は緑字で表示
国際線格安航空会社利用経験率。同上調査より
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