なぜ中国人はコーヒーを飲むようになったのかローソンの海外物語(中国編)(4/4 ページ)

» 2012年07月11日 08時01分 公開
[ローソン海外事業研究部,Business Media 誠]
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まだまだ続くコンビニコーヒー戦争

上海のローソンで使用しているコーヒーマシン

 今、中国では「“コーヒー戦争”が起きている」と言ってもいいでしょう。勝負のカギとなるのは味なのでしょうか? それとも価格? またはカップのデザイン?

 ローソンでは、まだ始まったばかりですが、いつかおでんが若者の間で“スタイリッシュ”とされたように(関連記事)、「MACHI cafe」のカップを持ち歩く若者が増えると信じています。日本でもコンビニ各社のコーヒー戦争が起きていますが、中国のコーヒーからも目が離せません。

 「おでん」から「コーヒー」まで、ローソンは中国でヒット商品を作ろうと、中国人の文化や嗜好に合わせながら挑戦し続けています。しかし、“良い商品”をつくっても、現地で販売する中国人スタッフと思いをひとつにしなければ、ヒットにはつながりません。

 そのためにローソンが行ってきたこととは……。次回は「中国現地でのサービス研修と人財育成について」ご紹介します。

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