調査リポート
» 2012年06月20日 09時55分 UPDATE

コストパフォーマンスを強く意識するのは、住宅、自動車、PC

商品やサービスの購入に際し、「ここ数年でコストパフォーマンスを意識するようになった」という人が増えている。コストに対し高い対価を求める商品ジャンルには、住宅やクルマなど高額商品が多いようだ。

[Business Media 誠]

 あなたは商品やサービスを購入するときに、コストパフォーマンスを意識していますか? 意識していると答えた人のうち約半数は「ここ数年、コストパフォーマンスに対する意識が高くなった」と回答していることがアイシェアの「コスパの定義と消費者評価」調査で分かった。

コストパフォーマンスを強く意識するのは、住宅、自動車、PC

 商品やサービスを購入する際に「コストパフォーマンス」を意識するかどうかを聞いたところ、「強く意識する」が32.6%、「まあまあ意識する」が61.6%。94.2%の人が意識していると回答した。このうち約半数(49.8%)が「ここ数年間でコストパフォーマンスに対する意識が高くなった」としている。

 どういった商品やサービスを購入するとき、コストパフォーマンスを強く意識するのだろうか。まず金額についてたずねたところ、「金額が大きいほど評価基準が厳しくなる」が64.3%。「金額の大小は評価基準とは関係ない」(28.0%)を大きく上回った。実際、「強く意識する」の回答が多かったのは高額商品が多く、住宅(46.5%)、自動車(40.9%)、パソコン(37.6%)がトップ3となった。逆に高額商品でも、ブランド品、貴金属・宝飾品、趣味用品はそれぞれ14.6%、15.4%、14.7%と、コストパフォーマンスをあまり強く意識せずに購入していることが分かる。

at_petit01.jpg コストパフォーマンスを「強く意識する」の回答率が高い商品・サービス

「プチ」化してほしい商品・サービスは?

 コストパフォーマンスの高い商品としての認識が進んでいるのが「プチ」が付く商品だ。例としては、プチプラコスメ(プチプライスコスメティックの略、ドラッグストアなどで販売されている低価格の化粧品のこと)、プチ旅行(日帰り、週末だけのお出かけなど、身近で手軽な旅)、プチバン(ミニバンの要素であるスライドドア採用のコンパクトカー)などが挙げられる。

 「プチ」商品・サービスについて知っているかどうかをたずねたところ、「知っているしよく使う」(2.7%)「知っていて購入・利用したことがある」(16.8%)「知っているが購入・利用したことはない」(49.3%)となり、認知している人の合計が約7割(68.8%)となった。今後「プチ」商品やサービスを利用したいかという質問には、「ぜひ購入・利用してみたい」が5.6%、「機会があれば利用してみたいと思う」が63.4%。今後「プチ」化してほしい商品・サービスについてたずねると、「高級レストラン」(25.3%)「パソコン(21.1%)「黒物家電」(19.3%)「自動車」(16.1%)が上位となった。

ay_petit02.jpg 「プチ」がつく商品やサービスは一般の商品に比べてコストパフォーマンスが高いと思いますか?

 「今女性誌などでは、プチプラコスメ、プチグルメ、プチ旅行といった商品が頻繁に取り上げられていますが、生活必需品ではないにしても生活に潤いを与えるものが高コストパフォーマンス化し大きな支持を得ています。さらに、クルマや住宅、家電など、スペックや価格が重視されるものに高コストパフォーマンスを求める消費者が増えています。調査結果にもあるように、高額消費財ほどコストパフォーマンスを強く意識する傾向の中、最近クルマではミニバンよりも小さいけれど、同等の機能を持つコンパクトカーのプチバンが話題で、使い勝手や機能はそのままの高コスパ商品であるとして注目を集めています」(消費生活アドバイザー 和田由貴氏)

 インターネットによる調査で、20〜60歳代の男女1204人が回答した。調査期間は6月1日から3日まで。

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