以上のように「賃貸カスタマイズ」は、入居者にとっては好みの空間が作れる。大家さんにとっては、入居率の向上や長期入居につながる。そして住文化は豊かになる。つまり「三方良し」の話になるのです。
この起点は入居者が声を上げることから始まると思っています。古い賃貸物件を狙って「この部屋いじっていいですか?」「カスタマイズできる部屋を探しています」と言ってみましょう。意外とスムーズに、話がまとまるかもしれませんよ。
これまでは「住まいに合わせて家具をそろえる」が一般的でしたが、今後は「好きな家具に合わせて住まいを変える」が主流になるかもしれません。日本の賃貸の既成概念を変えるムーブメントが、今起きつつあるのです。
ビジネスパーソンにとって、情報は大きな“武器”のひとつだ。しかし「新聞、雑誌、テレビ、ネットなどで情報を仕入れているのに、いまひとつ世の中の動きがよく分からない」という人もいるだろう。
もちろんメディアが悪いのではなく、ましてやそのビジネスパーソンの感度がにぶいわけでもない。現在の状況を分析し、次にどういったモノがやって来るのか――といった情報に触れていないのかもしれない。
「これからのことがよく分かるコラム」では、“今と次”にスポットを当てた。今、何が起きているのを知り、次に何が来るのかを推測する。そうした情報を自分の肥やしにして、仕事力をアップさせようではないか。
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