本人が思う以上に高評価!? 娘から見た父親の魅力

» 2012年06月11日 14時00分 公開
[Business Media 誠]

 特に思春期には微妙な関係になると言われる娘と父親。父親に対する見方は、年をとるにつれてどのように変化しているのだろうか。

 城西クリニックの調査によると、子どものいる50〜69歳の男性(以下、父親)と50〜69歳の父親を持つ20〜39歳の女性(以下、娘)に「自身(娘の場合は父親)の魅力は歳をとるにつれてどのように変化したか」と尋ねたところ、父親では「減った」(68.0%)が「増した」(32.0%)を上回ったが、娘では「増した」(52.0%)が「減った」(48.0%)を上回った。

 城西クリニックでは「父親の魅力について、父親自身が思っているより娘は好意的に感じているようだ」とコメントしている。

父親の魅力について(出典:城西クリニック)

父親は外見の変化、娘は内面の変化に注目

 「増した」と答えた人に具体的にどんなところが当てはまるか聞くと、1位「信頼性・安心感が増した」と2位「落ち着いた」が、父親と娘で共通していた。しかし、父親では「男性としての魅力が増した」が4位(18.8%)だったが、娘では9位(6.7%)と認識が異なっているところもあるようだ。

 一方、「減った」と答えた人にも聞くと、父親の1位は「太った」だったが、娘の1位は「イライラすることが多くなった、短気になった」と異なっていた。「父親本人は外見の変化を気にしているが、娘は内面の変化を気にする傾向にある」(城西クリニック)。

 インターネットによる調査で、対象は一都三県在住で子どものいる50〜69歳の男性200人、一都三県在住で50〜69歳の父親を持つ20〜39歳の女性200人。調査期間は5月11日から13日。

具体的にどんな魅力が減ったか(出典:城西クリニック)

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