初任給の使い道は？　新社会人と団塊世代で違い

[Business Media 誠]

　あなたは初任給をどのように使いましたか？　この春就職した新入社員に聞いたところ「預貯金」（29.0％）と答えた人が最も多く、次いで「両親にプレゼント」（24.0％）、「自分へのごほうび」（21.0％）であることが、エクスペディアの調査で分かった。

　また新社会人を経験した団塊世代にも聞いたところ「両親にプレゼント」（32.6％）がトップ。次いで「預貯金」（27.9％）、「生活必需品」（22.0％）という結果に。新社会人よりも団塊世代のほうが、より「初任給＝親孝行」という意識が強いことがうかがえた。

初任給に満足している人

　初任給に満足している人はどのくらいいるのだろうか。新社会人の61.5％は「満足（どちらかというとを含む）」と答えたのに対し、団塊世代は同72.5％。「満足」と答えた人を男女別でみると、男性は新社会人が66％、団塊世代が55％とあまり差がないのに対し、女性は新社会人が57％、団塊世代が81％と大きく差が開いた。

　一方「不満」と答えた新社会人をみると、男性が8％に対し、女性は16％。団塊世代では男性11％、女性が4％だった。「この結果をみると、女性の社会進出が進んだことが影響しているのではないか」（エクスペディア）としている。

　インターネットによる調査で、新社会人（22〜25歳）と団塊世代（55歳以上）の男女400人が回答した。調査期間は4月27日から5月2日まで。