金環日食を見る人は78%――当日、会社を休む人も

» 2012年05月18日 13時59分 公開
[Business Media 誠]

 5月21日に金環日食を見る予定がありますか? 首都圏に住む人に聞いたところ「見る」と答えた人は78.0%。見る場所については「自宅付近」(60.8%)が最も多く、次いで「テレビやインターネット中継」(11.4%)、「職場/学校」(7.7%)であることが、マクロミルの調査で分かった。観測できるのが朝の時間帯のため、自宅付近で家族やひとりで見る人が多いようだ。

金環日食を見る人の割合と見る場所(出典:マクロミル)

 金環日食当日、出社・登校時間を変更したり、休暇を取る人はどのくらいいるのだろうか。約1割の人が「時間を変更または休暇を取る」と回答。具体的には「いつもより早く出社して会社の屋上で見たい」「有給休暇を取る」「午前中の講義が休講になった」といった答えが目立った。

金環日食を見る理由

 金環日食を見る理由については「めったに観られないから」「珍しいから」「次に観られる機会がないと思うから」などその希少価値を挙げる回答が多かった。また「テレビで話題になっているから」「よくニュースなどでやっているので」なども挙げられ、マスメディアの報道によって注目している人が多いことがうかがえた。一方で、見ない理由としては「仕事中で見れない」「見る道具がない」などの意見が目立った。

 金環日食を見る・見ないに関わらず、金環日食にちなんだ商品やサービスを購入した人はどのくらいいるのだろうか。「購入した」と回答した人は29.0%。具体的に購入したものは「観察用メガネ」(26.5%)が断トツ。このほか「関連書籍」「カメラの撮影用フィルター」「スマートフォンのアプリ」などを買った人がいた。

金環日食関連商品を買いましたか? (出典:マクロミル)

 インターネットによる調査結果で、首都圏に住む男女1000人が回答した。調査期間は5月16日から17日まで。

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