調査リポート
» 2012年05月07日 13時44分 UPDATE

カーディーラーや生損保代理店も参入、ペット保険が2ケタ成長

ペットの小型化や飼育頭数の伸び悩み、ペットへの支出減などで伸び悩むペット市場。しかし、そんな市場環境をよそにペット保険の契約状況は好調なようだ。富士経済調べ。

[Business Media 誠]

 富士経済は5月2日、国内ペット関連市場の調査結果を発表。2011年の市場規模は前年比0.1%減の3946億円となったことが分かった。市場の17%を占めるペットケア用品市場が前年比1.5%増と成長したが、同73%のペットフード市場が同0.2%減、同10%のペット生活用品市場が同2.0%減となったことで、前年を下回る結果となった。

 ペットケア用品市場成長の要因は、室内飼育の増加による猫砂とトイレ用シーツの売上増加。また、縮小したペットフード市場だが、食事療法食※は前年比3.2%増と好調だった。

※食事療法食……犬猫が抱える特定の疾患とその症状に合わせて栄養バランスが調整された、動物病院で処方されるペットフード。
ah_pet1.jpg ペット関連市場(出典:富士経済)

 人間と同じように、ペットが病気やけがをした際、病院でかかる医療費を補てんできるペット保険。2011年の契約件数は前年比18.2%増の60万8850件、代理店の数も同6.8%増の2990店とともに大きく増加した。

 富士経済では「ペット保険は生体の購入と同時に加入するケースが多いため、代理店であるペットショップ経由の加入申し込みが中心。ペット保険会社がカーディーラーや生損保代理店などを代理店とする動きが近年さらに活発化している」とコメントしている。

ah_pet2.jpg ペット保険(出典:富士経済)

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