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» 2012年05月02日 12時00分 UPDATE

契約社員に聞く、正社員との“格差”を感じますか

正社員との格差を感じている契約社員はどのくらいいるのだろうか。都内の企業で働く契約社員に聞いた。東京都調べ。

[Business Media 誠]

 あなたは正社員との“格差”を感じることがありますか? 都内の企業で働く契約社員に聞いたところ「格差を感じる」と答えたのは58.6%に対し、「格差を感じない」は19.2%であることが、東京都の調査で分かった。また「格差を感じる」と答えた人に、その格差は合理的かを尋ねると「合理的だと思わない」としたのは68.9%に達した。

 格差の不合理な点については「賃金・賞与」(71.4%)と答えた人が最も多く、7割を超えた。このほか「退職金」(41.2%)、「雇用の安定性」(37.1%)、「休暇」(11.0%)を挙げる人が目立った。

yd_keiyaku2.jpg 不合理な点(出典:東京都)

 以前、他の会社で契約社員として働いたことがある人で、雇い止めを通告されたことがある人はどのくらいいるのだろうか。「ある」と答えた人は28.6%に対し、「ない」は67.6%。前回調査(平成19年度)と比較すると、「ある」は13.8%から14.8ポイント増加した。

 一方、雇い止めをしたことがある企業に、その理由を聞いたところ「労働者の能力不足」(50.0%)がトップ。以下「労働者の勤務態度不良」(40.2%)、「業務量の減少」(35.7%)、「契約更新を重ねていたが、最後の契約ではあらかじめ更新しない契約であった」(28.6%)という結果に。前回と比較すると「経営状況の悪化」が7.3%から11.5 ポイント増加し、18.8%となっている。

契約社員を導入している企業は46.6%

 契約社員を導入している企業は46.6%。前回と比べると、7.4ポイント増加した。

 契約社員を活用している企業に、その理由を聞いたところ「専門的・技術的な業務に対応するため」(52.7%)が最も多く、次いで「人件費節減のため」(29.6%)、「正社員としての適性をみるため」(28.4%)と続いた。特に「人件費節減のため」は前回に比べ、4.0ポイント上昇した。

yd_keiyaku1.jpg 契約社員を活用している理由(出典:東京都)

 郵送による調査で、都内にある企業848社と契約社員609人が回答した。調査時期は2011年10月〜11月。

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