誠編集部の非モテ記者、ホリウチくん。性格も温厚だし、悪いやつではないのだが、どうも「モテる感じ」ではないのだ。
ある休日の朝、ホリウチくんの家に、「電気を貸してほしい」という、見知らぬ可愛い女の子(電源ガール)がやってきた。水色のプリウスPHVに乗った電源ガールは「充電が終わったら、お礼にドライブへ行こう」とホリウチくんを誘う。
ただし条件は「プリウスPHVのEV(電気自動車モード)走行可能距離で、家から往復できる場所」。片道10キロ以内で行ける場所ということでお台場でデートをすることになったのだが、気がつけばEV走行可能距離はあと3キロ。充電しないとEVモードで家まで帰れない。さあ、どうする?
→非モテ男、電源ガールと等身大ガンダムを見に行く【デート編】
→連載第3回 本記事
「EV(電気自動車)モードで往復できるところまでならドライブにつきあってあげる」と電源ガールに言われ、お台場にやってきたホリウチくん。しかし等身大ガンダムに近付こうと走り回った結果、EV走行距離の残りが3キロになってしまった。ホリウチくんの家まで戻れば充電できるとはいえ、さすがにお台場から3キロでは帰れない。「約束が違う」と急に機嫌が悪くなった電源ガールに、ホリウチくんはオロオロするばかりだ。
「なんとかして充電しないと……電源ちゃん、ここから一番近い充電スポットを探したいんだけど、どこだか分かる?」ホリウチくんは焦りながら、電源ガールにそう尋ねた。
「充電スポット? G-BOOKで調べれば分かるけど……」「G-BOOKって何?」「トヨタ純正のカーナビシステムのことよ。プリウスPHVのG-BOOKには、充電できる場所を教えてくれる機能があるの」「じゃあまずそれを見てみよう」
電源ガールはカーナビのスイッチを入れると、G-BOOKから「充電ステーション」というメニューを選んだ。「ホリウチくん、現在地、目的地、ルートの周辺にある充電スポットが選べるけどどうする?」「まずは現在地周辺で……」
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