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» 2012年04月09日 08時00分 UPDATE

ちきりんの“社会派”で行こう!:あなたの仕事はどれ? 「成長」「支援」「維持」「再生」という4分類 (1/2)

仕事の性質を分けようとする場合、いろんなやり方があります。ちきりんさんは、「成長」「支援」「維持」「再生」という4分類で分けてみてはどうかと提案します。

[ちきりん,Chikirinの日記]

「ちきりんの“社会派”で行こう!」とは?

はてなダイアリーの片隅でさまざまな話題をちょっと違った視点から扱う匿名ブロガー“ちきりん”さん。政治や経済から、社会、芸能まで鋭い分析眼で読み解く“ちきりんワールド”をご堪能ください。

※本記事は、「Chikirinの日記」において、2010年12月18日に掲載されたエントリーを再構成したコラムです。


 仕事には、いろんな分け方があります。業種で分けたり、大企業、中小企業、スタートアップ、と分けたり、もしくは営業、開発、企画、財務など職種で分ける方法もあるでしょう。

 ちきりんが「これも仕事を選ぶ時に役立ちそう」と思っているのが、次の4つに分ける方法です。

1.成長の仕事

2.支援の仕事

3.維持運営の仕事

4.再生の仕事

 成長の仕事とは、新しいビジネスを立ち上げる、立ち上がって間もない仕事を軌道に乗せる、伸び盛りの分野で業容を拡大する、などの仕事です。

 グルーポンやオンライン英会話など新しい業態のビジネス、モバイルやソーシャルゲーム、SNSなど急成長分野、高齢化に着目して伸び始めたビジネスや、中国やインドなど高成長国を担当する場合も成長系の仕事です。

 2番目の支援の仕事。典型的なのはプロフェッショナルサービスと呼ばれる弁護士、会計士、コンサルティング、投資銀行やベンチャーキャピタルの仕事です。マーケティングやPRの支援企業もありますね。個人で支援の仕事をしている人も多いです。

 3番目の維持と運営の仕事。仕事の数としてはこれが一番多いです。公務員の大半はそうだし、大企業の大半の仕事もこれです。

 維持するものは2つあり、1つが定番のオペレーション、もう1つが組織自体です。ずっと長く行われているビジネスは普通に回していくだけでも結構な人数が必要だし、巨大組織や公的機関では「組織の維持のための仕事」もたくさん存在します。

 4番目の仕事が再生です。“事業再生”とか“ターンアラウンド”と呼ばれます。

 主に「再生専門ファンド」や一部のプライベイトエクィティファンドがなどが担当しますが、ファンド以外でも、大メーカーや小売店の中には、不良店舗や不良ビジネスの再生を担当する部門や特別チームが存在するし、大組織に作られる“○○改革チーム”もこの仕事をします。

 また、支援の仕事である弁護士や会計士、コンサルティング会社にも(あくまで仕事は「支援の仕事」ですが)この分野を専門とする人や事務所があります。

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