日本自動車販売協会連合会などは4月5日、3月の新車販売台数ランキングを発表した。それによると、トップは10カ月連続でトヨタ自動車の「プリウス」で、販売台数は前年同月比130.9%増の4万5496台。「プリウス」が単月で4万台を超えたのは初めてのこと。2位はホンダ「フィット」で3万4161台(同53.3%増)、3位はダイハツの軽自動車「ミラ」で2万9721台(同257.2%増)だった。
トヨタ自動車が2011年12月26日に発売した新型ハイブリッド車「アクア」は1月には1万3484台で5位、2月は2万1951台で4位、3月も2万9156台で4位(軽自動車を除くと3位)と堅調に推移。また、マツダが2月16日に発売したクロスオーバーSUV「CX-5」の販売台数は4640台だった。
2011年度の販売台数でも、「プリウス」が31万484台で3年連続トップ。「フィット」が23万4432台、スズキ「ワゴンR」が17万4225台で続いた。
2011年3月は東日本大震災の影響で販売台数が大きく落ち込んだことから、3月の新車販売台数は前年同月比78.2%増の49万7959台と、7カ月連続で前年同月比プラス。震災前の2010年3月と比較しても12.3%増と好調だ。軽自動車の新車販売台数も同60.5%増の25万3929台と、5カ月連続で前年同月比プラス。2010年3月比でも9.8%増と好調だ。
メーカー別に見ると、三菱自動車の前年同月比68.9%増が目立っており、トヨタ自動車が同53.4%増、マツダが同42.8%増で続いている。
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