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» 2012年04月05日 12時18分 UPDATE

話題のたまご:次世代型自販機で新たな試み――それは3本買えば1本無料

JR東日本ウォータービジネスは、Suicaなどを使ってミネラルウオーターを購入した人に、1本プレゼントするキャンペーンを始めた。駅構内にある次世代自販機で購入することが条件で、期間中に合計3本買えばもう1本もらえる。

[土肥義則,Business Media 誠]

 自動販売機でジュースを買ったら「当たり」が出た。もう1本飲めてラッキー……といった経験をしたことがある人もいるだろう。最近ではこうした当たり付き自販機はあまり見かけなくなったが、その一方で何本か買えば必ずもらえる自販機が登場した。

 エキナカで自販機を展開しているJR東日本ウォータービジネスは、Suicaなどの交通系電子マネーを使ってミネラルウオーター「フロムアクア」(500ミリリットル:110円)を購入した人に、1本プレゼントするキャンペーンを始めた。JR東日本の駅構内にある次世代自販機で購入することが条件で、キャンペーン期間中(4月5日から4月25日)に合計3本買えば「その場」または「後日」に1本受け取ることができる。

yd_water2.jpg 合計3本購入したときの次世代自販機の画面(出典:JR東日本ウォータービジネス)

 次世代自販機とは購入者の性別や年齢層などを識別し、オススメの商品を選んでくれるというもの。4月1日現在、東京近郊駅を中心に336台設置されている。今回のキャンペーンを利用するにあたって登録の必要はなく、同一の電子マネーを利用するだけでOK。またカードに購買記録が残るため一度に3本買う必要はない。

 消費者にとっては“お得”なキャンペーンだが、同社にとってはどのようなメリットがあるのだろうか。次世代自販機はデジタルサイネージを搭載しており、少し離れたところからでもどんな商品が映し出されているかを認識することができる。その特徴を生かし、自販機の画面にキャンペーン情報を全面に映し出すことで、お客はそれを認識。さらに「3本買えば、1本もらえる」という購買後のメリットを加えることで、「1台の自販機で広告・プロモーション・購買喚起を展開できるようになった」(同社)としている。

yd_water1.jpg お客がいないときの次世代自販機の画面(出典:JR東日本ウォータービジネス)

 同社では2011年10月に、次世代自販機を使って“当たりが出ればもう1本”のキャンペーンを展開。そのときは「青森ぬくもりりんご」を購入すれば、自販機の画面がスロットマシーンのようなデザインに変わり、購入者が画面を押して絵柄がそろえばもう1本もらえるというものだった。今回のように3本買えば1本プレゼントといった企画は、自販機業界では珍しい。

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