SNS利用者は、不用品を「友人・知人にシェア」する傾向あり

» 2012年02月23日 12時56分 公開
[Business Media 誠]

 モノを捨てることにためらいを感じている人はどのくらいいるのだろうか。女性に聞いたところ「ためらいを感じることがある」と答えたのは87%であることが、オールアバウトとルーク19の調査で分かった。抵抗感を覚える理由を尋ねると「いつか使うかもしれないから」(69%)と答えた人がトップ。次いで「記念品・いただきものだから」(41%)といったように、全体的にモノを大切にする傾向がうかがえた。

 使わなくなったあと、捨てるのに悩むモノは何だろうか。この質問に対し「衣類」(40%)と答えた人が最も多かった。次いで「家具・家電」(17%)、「アクセサリー」(8%)という結果に。また「流行がきて、いつかは着るかもしれない」といった期待を込めて保管している人も少なくないようだ。

使わなくなったあと、捨てるのに悩むモノ(出典:オールアバウトとルーク19)

不用品の処分方法

 使わなくなったモノをどのように処分しているのだろうか。不用品の処分方法を聞いたところ「リサイクルに売る」(49%)と答えた人が最も多く、以下「地域の不用品回収に出す」(46%)、「有料ゴミとして出す」(40%)、「友人・知人にゆずる」(32%)と続いた。「ゴミとして処分するだけではなく、ちょっとした小遣いの収入源として活用したり、誰かに再利用してほしいという人も多いようだ」(オールアバウト)

 処分方法として「友人・知人にゆずる」と答えた人をみると、Twitter・Facebook・mixiなどのSNS利用者が平均37%に対し、SNS非利用者が28%。SNS利用者は非利用者よりも、不用品を誰かにシェアする傾向が高いことがうかがえた。

SNS利用別「不用品の処分方法〜友人・知人にゆずる」(出典:オールアバウトとルーク19)

 インターネットによる調査で、全国の女性4889人が回答した。調査期間は2011年12月27日から2012年1月23日まで。

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