モデルルームにデジタルサイネージを導入――大京

» 2012年02月16日 14時15分 公開
[Business Media 誠]

 大京は2月15日、東京都台東区で建設中の「ライオンズ蔵前レジデンス」のマンションギャラリーで、タッチパネル式デジタルサイネージを用いて、マンション関連情報が得られるシステムを始めた。

 ギャラリーで使用するデジタルサイネージを提供したのは、ソフトバンククリエイティブとオリックス。利用者がディスプレイにタッチするだけで、地図や周辺情報、マンション情報など、必要な情報をスマートフォン感覚で自由に取得できる点が特徴だという。46インチディスプレイで、大きさは2メートル(縦)×1メートル(横)。

フローリングや扉の色をシミュレーション(参考イメージ、出典:大京)
3Dグラフィクスの部屋の中を、タッチパネルを操作しながら動き回れる(参考イメージ、出典:大京)

 従来のマンション販売では、マンションギャラリーに来場した顧客を、営業担当が順路に沿ってパネルや映像・資料などを用いて、立地・建物構造・仕様設備などを説明、接客するのが一般的だった。

 大京では「近年の情報化社会の中で、お客さまがマンションギャラリーに求める情報は多様化しており、深掘りしたい情報やマンションギャラリーでの滞在時間も異なることから、お客さま自身が主体的に情報を引き出せるシステムを採用した」とコメントしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.