バレンタインデー、ホワイトデーってどんな日？

[Business Media 誠]

　2月14日のバレンタインデー、あなたにとってはどのような日ですか？　20歳以上の女性に聞いたところ「イベントとして楽しめる日」（28.2％）、「日ごろの感謝を伝える日」（20.5％）と答えた人が多かった一方で、「普通の日と変わらない」（14.0％）、「なくてもよいと思う日」（12.0％）も少なくないことが、楽天リサーチとオーネットの調査で分かった。

　同じく男性にホワイトデーはどのような日かを聞いたところ「もらったプレゼントにお返しをしなければいけない日」（28.2％）と答えた人がトップ。以下「普通の日と変わらない」（23.2％）、「なくてもよいと思う日」（22.5％）と続いた。「日ごろの感謝を伝える日」（8.3％）、「コミュニケーションを深める日」（6.7％）、「イベントとして楽しめる日」（6.5％）といった前向きな意見は少なかった。

　ちなみに「恋愛において、決戦の日」と答えた人は女性が2.0％、男性は0.5％とごく少数。「少しは恋を意識する日」も女性7.8％、男性3.8％にとどまった。「“バレンタインデーやホワイトデーは恋の祭日”といった意識は、男女ともに薄らいでいるようだ」（楽天リサーチ）としている。

今年はバレンタインデーも「家族の絆」

　もらってうれしいチョコレートの種類は何ですか？　男性に聞いたところ「意中の異性なら何をもらってもうれしい」（42.5％）がトップ。次いで「彼女が手作りしたもの」（17.7％）、「高級ブランドや人気店、チョコレート専門店のもの」（9.8％）、「百貨店や駅ビルで売っているような一般的なバレンタインデー用のもの」（8.0％）という結果に。

　「（バレンタインデーに）昨年も今年も誰にも贈る予定はない」という女性は22.8％。同社は2008年からバレンタインに関する調査を行っているが、「自分の父親」へチョコレートを贈ると答えたのは過去最高の30.6％。これまでの最高は2011年の26.1％だった。「今年は、友人や兄弟に贈ると答えた人も増えており、バレンタインデーにおいても『家族の絆』を大切する傾向がうかがえた」（楽天リサーチ）

　インターネットによる調査で、20〜40代の男女1200人が回答した。調査期間は1月6日から7日まで。