ギリシャ問題の混迷に中国の冴えない貿易統計、週末の手仕舞い売りが嵩んで軟調清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2012年02月13日 07時00分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 8900円台半ばから後半が節目となっており、この水準を中心に動きそうです。下値は8900円を割り込んだところが目処となり、その水準を割り込んでも8800円台半ばでは下げ止まると思われます。上値は8900円台後半を抜けても9000円台では上値も重そうです。

本日の注目点

◇日銀政策委金融政策決定会合(14日まで)

◇10−12月期の国内総生産(GDP)速報値(内閣府、8:50)

◇12月の第3次産業活動指数(経産省、8:50)

◇12月と11年の産業機械受注額(日本産業機械工業会、11:00)

◇12月と11年の環境装置受注額(日本産業機械工業会、11:00)

◇1月の投信概況(投資信託協会、15:00)

◇4−12月期決算:東京精(7729)、オリンパス(7733)、MS&AD(8725)、第一生命(8750)

◇12月期決算:楽天(4755)

◇ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演(14日11:45)

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  2090万株

買い  1390万株

(金額ベースは買い越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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