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» 2012年02月03日 20時04分 UPDATE

ありそうでなかった、クロックスへの名入れサービス「デコクロ」

気軽に履けるということで、オフィスの室内履きとして利用している人も多いクロックス。これにロゴや社名を入れて、帰属意識を高めようというニーズが高まっている。

[岡田大助,Business Media 誠]

 業務用ユニフォームを扱う総合アパレルメーカーのボンマックスは、クロックス・ジャパンの全面協力を得て、クロックスシューズにオリジナルロゴや企業名などの名入れを行う「デコクロ」を2月8日に開始する。

 水や汗が染み込まないほど気密性が高い特殊樹脂素材「クロスライト」によって、軽量・柔軟で防臭性が高いクロックス。その気密性の高さがあだとなり、プリント樹脂などが分子間の隙間に入れず、オリジナルロゴなどをプリントすることができなかった。

 デコクロは、基本的には企業や団体向けのサービス。マーキング方法は、収縮性のあるシートにフルカラーでデザインできる「ストレッチカットシール」、表面にポッティング(樹脂)加工を施し立体的に仕上げる「ポッティングシール」、素材にシリコンを使う「シリコンワッペン」の3種類。最少50足からのオーダーで、1足当たり950円〜の加工費用がかかる。

crocscrocs
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 対象となるクロックスは8種で、モデルによりマーキングできる場所やサイズが決まっている。「技術的にはどこでもマーキングできるが、6000〜1万回の屈曲によって耐久性を検証した結果、消えない場所を定めた」(同社)という。

 なお、同社がオープンするパイロットショップ「デコクロショップ」(東京都中央区日本橋富沢町13-8)では、個人向けに1足からの販売も行う(加工費用は1000円以内になる予定。手持ちのクロックスの持ち込みはできない)。この場合、オリジナルデザインのシールは作成できず、既存のデザインシールを用いることになる。将来的にはラインストーンを使ったイージーオーダーに対応する予定だ。

帰属意識向上のためのオリジナルデコクロックス

 一般的には、特徴的なデザインのサンダルというイメージが強いクロックス。2012年には創業10周年を迎え、スニーカータイプやブーツタイプなどさまざまなデザインの商品を展開している。

 また、「ワークシューズ」と呼ぶ、特定の領域向けに特化した商品も存在する。例えば、水や油で濡れた床でも滑りにくい構造のソール「crocs lock」を備える「bistro」や、アッパーに厚みをもたせて注射針や薬品が落下しても足を守る医療現場向けの「crocswatt」といったものだ。

 ボンマックスによれば、飲食店や医療機関だけでなく、スポーツチームや学校などからもクロックスに「自社ロゴを入れたい」「チーム名をプリントしたい」といった要望が高まっているという。その背景には、名入れによる広告宣伝効果、帰属意識の向上がある。今後、野外フェスなどのイベントでの限定商品や、サッカーや野球といったチームの応援グッズへの展開も想定している。

crocs ボンマックスの外川雄一社長とクロックス・ジャパンの大西基文社長

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