40〜60代の男性が、言われてうれしい・不愉快な言葉

» 2012年02月01日 15時53分 公開
[Business Media 誠]

 あなたはどんな言葉を言われると、うれしいですか? 40〜60代の男性に聞いたところ「若々しい」(35.0%)と答えた人が最も多く、次いで「センスがいい」(31.0%)であることが、博報堂エルダーナレッジ開発 新しい大人文化研究所の調査で分かった。従来この年代に対するほめ言葉として一般的であった「成熟した」は8.1%。今の40〜60代が求める姿は「成熟」から「若々しい」「センスがいい」へと変化しているようだ。

言われてうれしい言葉(出典:博報堂)

 一方、言われて不愉快な気持ちになる言葉を聞いたところ「頑固な」(37.5%)が断トツ。次いで「組織で働く」(17.7%)、「自己主張のある」(7.6%)、「上昇志向のある」(7.4%)、「平和主義の」(6.9%)と続いた。この結果について、博報堂は「物事への柔軟な対応や個性を重視する新しい大人世代が出現していることが分かった。もはや、“頑固親父”という言葉も人には言いづらい世代となっているようだ」としている。

言われて不愉快な言葉(出典:博報堂)

40〜60代の7割が「若々しい見た目でありたい」

 「何歳になっても若々しい見た目でありたい」と思っている人はどのくらいいるのだろうか。40〜60代の男女に聞いたところ、全体の72.6%が「何歳になっても若々しい見た目でありたい」と回答。60代でも70.6%と、他の年代とほぼ同様の割合となった。

40〜60代の7割が「若々しい見た目でありたい」(出典:博報堂)

 「従来の常識として、外見の若さを重要視するとは誰も思わなかった60代でも、そのような意識を持っているということは、現在の60代がかつての60代と大きく変化していることを示している。これは団塊の世代が60代の前半を占めるようになったことと大いに関連していると思われる」(博報堂)

 インターネットによる調査で、40〜69歳の男女3708人が回答した。調査時期は2011年11月。

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