− | − | − |
---|---|---|
日経平均 | 8793.05円 | ▼48.17円 |
売買高 | 16億4615万株 | − |
売買代金 | 9582億7800万円 | − |
値上がり銘柄 | 671銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 841銘柄 | − |
騰落レシオ | 118.29% | ▼5.76% |
円高を嫌気して売られるも持ち高調整の買戻しもあり、軟調ながらも底堅い展開
先週末の米国株はまちまちとなり、特に材料視することもなかったのですが、為替が円高に振れたことから売り先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)も株数は売り越し、金額は買い越しと相変らず方向感が掴めるということでもなく、寄り付きの売りが一巡となった後は買戻しも入り底堅い展開となりました。底堅さが確認されたからといって買戻しを急ぐでもなく、逆に上値が重いからといって売り急ぐでもなく、中国での暴動のニュースが伝わり、ユーロが軟調となるところでは若干売り直す動きもあったものの総じて方向感に乏しい展開となりました。
昼の時間帯も目先筋の売り買いが先物にみられましたが、後場に入っても若干下値を試す動きもあったものの大きな動きはなく、相変わらず方向感に乏しい展開となりました。為替にも大きな動きはなく、手掛かりに乏しく腰の据わった買いも手仕舞いを急ぐような売りもみられず、最後まで方向感に乏しい展開となりました。欧州金融不安や米国景気鈍化懸念からの円高に中国での暴動の広がりを懸念する向きもあり、売りにしても買いにしても最後まで持ち切れず、早め早めの手仕舞いとなるのだと思います。
小型銘は幕間つなぎ的にちょっとした材料や値動きの良さに反応して高いものもみられ、東証マザーズ指数は軟調となったのですが、二部株指数は小幅高、日経ジャスダック平均は堅調、ジャスダックTOP20はSNS(交流サイト)関連銘柄が高く、大幅高となりました。先物はまとまった売り買いも散発的にみられ、指数を動かす場面もあったのですが追随するような動きはなく、あくまでも散発的な動きで指数を方向付けるようなこともありませんでした。
先週末と同じように為替に反応して冴えない動きとなりました。大きく円高に振れるということではなかったのですが、円高を止める手段も見当たらないことで更なる円高に対する警戒感も出ているのだと思います。傾向として円高が進むということで輸出株の業績云々という以前に嫌気されているのだと思います。円高が止まるということに確信がもてない限り上値は限定的となってきそうです。
遅行線が雲の下落に合わせるように調整となっています。まだRSIもストキャスティックスも高値圏からの調整が始まったばかりであり、いったん雲のサポートを確認するような場面もあるのだと思います。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング