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日経平均 | 8785.33円 | △19.43円 |
売買高 | 18億3942万株 | − |
売買代金 | 9792億8100万円 | − |
値上がり銘柄 | 640銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 877銘柄 | − |
騰落レシオ | 107.79% | △2.47% |
手掛かり難のなか指数は小動きだが売り急ぐ動きも少なく楽観的な見方も
米国株は軟調ながらも底堅く、ユーロが買われたことから買い先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が引き続き買い越しと伝えられたこともあって、買戻しを急ぐ動きもあり、堅調な始まりとなりました。ただ、買戻し一巡感から、上値を積極的に買い上がるような動きもなく、上値も限定的となり、上値の重さを嫌気すると手仕舞い売りも嵩んで上げ幅縮小となるという展開で方向感に乏しく、狭い範囲での動きが続きました。為替も円高気味で指数を押し上げるような要因になりませんでした。
昼の時間帯も大きな動きにはならず若干下押すような場面もありました。後場に入ってから目先の過熱感から売られていた復興関連銘柄が買い戻しを交えて切り返すというものもみられたのですが、主力銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、指数は節目とみられる8800円を割り込んでの推移となりました。ただ、売り急ぐということもなく、相変わらず方向感に乏しい展開でしたが、目先筋の売買も活発で盛り上がりには欠けたものの、売買高、売買代金ともに、先週ほどではないのですが、極端に少ないということはなくなりました。
小型銘柄は堅調なものが多かったのですが大きくあげるものは限られ、指数の上値は重くなりました。東証マザーズ指数、二部株指数、日経ジャスダック平均にジャスダックTOP20は揃って大幅高となりました。先物はまとまった売り買いは散発的にみられましたが昨日同様、先週とは違い買い上がるような動きもみられず、逆に上値の重さをみても売り急ぐこともなく、指数を動かすような場面もほとんどみられませんでした。
昨日と同じような雰囲気の相場でした。方向感はなく、売買高もまだ盛り上がらないのですが最悪期は脱したという感じで、買い気はあるのですが、買い気が長続きせず、売り急ぐことはないのですが、早めに売り切ろうとするという感じです。まだ為替動向など外部要因に振らされながら、徐々に売り難くなっており、まだ下値の節目とみられる8500円〜600円水準を試す場面もあるのかもしれませんが、8800円〜900円水準の上値を試しながら強含みに推移していくのではないかと思います。一気に9000円をつけるようなことはないのでしょうが、基調は強いと思います。
強含みですが上値も重くなっています。RSIはまだ上値余地もあるのですが、上昇が止まり、ストキャスティックスも高値にあるので、いったんは雲のサポートを確認するような場面もあると思います。
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