好調な経済指標や欧州金融不安、予想を下回る指標や目先の過熱感から上値も限定的清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2012年01月20日 07時00分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
前のページへ 1|2       

テクニカルポイント

 シカゴ市場(CME)の終値(8715円)である8700円台前半が上値目処となりそうです。その水準を抜けても8700円台半ばでは上値も重くなりそうで、下値は昨日の大阪市場の終値(8650円)である8600円台半ばというところだと思います。8600円台半ばを割り込むと8買い越600円前後ということになりそうです。

本日の注目点

◇2カ月物国庫短期証券〔253回債〕入札(10:20)

◇12月の電力需要実績(電事連、11:00)

◇11月の景気動向指数改定値(内閣府、14:00)

◇12月と2011年の粗鋼生産量(日本鉄鋼連盟、14:00)

◇12月と2011年の主要コンビニエンスストア売上高(日本フランチャイズチェーン協会、16:00)

◇12月の香港消費者物価指数(CPI)

◇1月のフィラデルフィア連銀景気指数(0:00)

◇12月の北米地域の半導体製造装置BBレシオ(8:00)

◇12月の英小売売上高(18:30)

◇12月の米中古住宅販売件数(21日0:00)

◇欧州銀の資本増強策の提出期限

◇海外10−12月期決算:ゼネラル・エレクトリック(GE)

◇台湾市場が休場(27日まで)

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  1730万株

買い  2860万株

(金額ベースも買い越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.