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日経平均 | 8447.88円 | △25.62円 |
売買高 | 16億5737万株 | − |
売買代金 | 8691億2300万円 | − |
値上がり銘柄 | 868銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 627銘柄 | − |
騰落レシオ | 99.91% | ▼2.59% |
米国株は堅調だが日本株の反応は鈍く、持高調整の売りや円高を嫌気して上値が重い
米国株は引き続き堅調、商品相場も堅調となり、為替も比較的落ち着いていたこともあり、日本市場も買い先行となりました。ただ、円高気味であることには変わりなく、シカゴ市場(CME)の日経平均先物も、ADR(米預託証券)も上値が重く、外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が金額は買い越しながらも株数は売り越しと伝えられたこともあり、寄り付きの買いが一巡となったところからは上値も重く、いつものことながら指数は小動き、方向感に乏しい展開となりました。好材料への反応も鈍く、値ごろ感からの買いが入っても持高調整の売りに押される格好で上値の重い展開が続きました。
昼の時間帯もほとんど動きはみられず、方向感に乏しい展開が続きました。後場に入ってからも持高調整の売りに押されて一段安となるものも散見され、朝方堅調となっていたものも売り直されるという状況で上げ幅縮小となる場面もあったのですが、売り急ぐ動きもあまりみられず、指数の方向感がみられることはありませんでした。結局最後まで乏しい動きで相変らず「閑散小動き」となりました。材料に反応しているというよりは持高調整の売り買いで高安が決まると材料を探して来るというようなものが多くみられました。
小型銘柄も前場は堅調となるものも多かったのですが手仕舞い売りや見切り売りに押されて軟調となるものが多くなり、後場に入ると下げ幅を広げるものもみられました。二部株指数は堅調となったものの東証マザーズ指数は大幅安、日経ジャスダック平均やジャスダックTOP20は軟調となりました。先物は朝方はまとまった売り買いもみられましたが、すぐに閑散とした状況となり、結局最後まで方向感はみられず昨日同様に狭い範囲での動きが続きました。1日の動きとしても昨日の水準を少し上にずらしただけというような方向感に乏しい展開となりました。
好材料への反応は鈍く、悪材料には敏感に反応するような感じでした。ただ、特に材料に関係なく上げ下げしているようなものが多く、持高調整の売り買いが中心となっていたものと思われます。海運株やゲーム関連、インターネット関連銘柄の売りがどこで止まるのかが注目され、売りが止まったところからの反発で相場全体が盛り上がって来るのかどうかが注目されます。そろそろ、持高調整の売りも一段落となって来るのではないかと期待されます。
遅行線が日々線を割り込みました。日々線は引き続き小動きとなっていますが、RSIもストキャスティックスも中途半端な位置にあり、まだ雲に上値を押さえられながら方向感に乏しい展開が続くのではないかと思います。
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