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日経平均 | 8390.35円 | ▼98.36円 |
売買高 | 15億4053万株 | − |
売買代金 | 8456億1300万円 | − |
値上がり銘柄 | 354銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 1152銘柄 | − |
騰落レシオ | 99.52% | ▼11.87% |
米国株は底堅く堅調だが、ユーロ安などを嫌気して連休前の手仕舞い売りも嵩んで大幅下落
米国株は底堅く堅調な展開となったのですが、ユーロが軟調となったことや米国株も軟調となる場面もあったことなどから、売り先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が売り越しと伝えられたこともあり、寄り付きの売りが一巡となっても冴えない展開が続き、先物にまとまった売りが出ると指数を押し下げる展開となりました。特に売り材料のない中で主力銘柄を中心に見切売りも嵩んでじりじりと値を下げ、前場は安値引けとなりました。
昼の時間帯は大きな動きにはならなかったのですが、後場に入ると手仕舞い売りを急ぐように売られ、大幅安となりました。底堅さがみられたと思ったところで先物にまとまった売りが出て指数を下押すというような展開で大幅下落となりました。前場から海運株や機械株、商社株など「中国関連」と言うようなものが売られるような面もあり、世界的な景気鈍化懸念が根強く、ちょっとしたまとまった売りが出ると売り急ぐということなのだと思います。結局最後は買戻しも入り下げ幅縮小したものの大幅安となりました。
小型銘柄も見切売りに押されて大幅安となるものも散見されましたが、主力銘柄ほどの下げとなっていない感じです。東証マザーズ指数とジャスダックTOP20は大幅安となったのですが、二部株指数や日経ジャスダック平均は小幅に近い軟調となりました。先物は朝方から断続的にまとまった売りが出て指数を下押す展開となりました。底堅さがみられるとまとまって売られるということで、指数を大きく下押す要因となりました。
特に材料に乏しい、閑散とした相場展開でありながら「閑散に売りなし」とはいかず大幅下落となりました。3連休を控えて手仕舞い売りが嵩んだことや騰落レシオで割高感が強まったことなどもあっていったん手仕舞い売りに押されると大きな下げとなったものと思います。特に材料がないと疑心暗鬼の相場では売り急ぐことになり、3連休や米雇用統計の発表を控えているということで、いったん下落となるとどんな材料でも売り材料にみえてしまうということなのでしょう。欧州金融不安は残るものの、底堅さはみられると思います。
基準線や雲に押された格好です。RSIは中途半端な位置ですがストキャスティックスは高値圏からの調整となり、遅行線も日々線を割り込みそうであり、週明けにしっかりと上昇してこないと雲を上値に調整が長引きそうです。
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