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日経平均 | 8336.48円 | △40.36円 |
売買高 | 11億6946万株 | − |
売買代金 | 6765億4600万円 | − |
値上がり銘柄 | 1125銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 401銘柄 | − |
騰落レシオ | 92.51% | △0.51% |
昨日の反発から堅調だがクリスマス休暇を控えて売り買いが手控えられ「閑散小動き」、売買代金は約3年ぶりの低水準
米国株は軟調、ナスダック指数は大幅安となったのですが、昨日の大幅下落の反動から買い先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)も株数は売り越しながらも金額は買い越しとなっており、昨日大きく売られたにもかかわらず欧米市場では特に北朝鮮問題も取りざたされることもなく、経済への影響が軽微ということで買い直されたものと思います。ただ、寄り付きの買いが一巡となった後、いったん上値を試す動きもみられたのですが、抜けきれず、堅調ながらも大きな動きもなく前場の取引を終了しました。
昼の時間帯も今日は特に材料もみられず、後場も小動きとなりました。全くといっていいほど指数に動きはなく、上値の重さを嫌気して目先筋の手仕舞い売りに押され若干上げ幅縮小となりましたが、特に方向感がみられるわけでもなく、売り急ぐ銘柄も買い急ぐ銘柄も業種別にまとまっているなどということもなく、最後まで方向感はみられませんでした。値持ちが良いといって買戻しが入るということもなく、値動きが悪いといって売り急ぐでもなく、北朝鮮情勢も何ら変わったこともなく、売り買いの手掛かりに乏しい中で「閑散小動き」、売買代金は2008年12月以来の6000億円台となりました。
小型銘柄も自律反発となるものが多く堅調な地合いとなりましたが、物色対象やテーマが絞られるでもなく総じて方向感には乏しくなりました。東証マザーズ指数は大幅高となったものの、ジャスダックTOP20は堅調、二部株指数や日経ジャスダック平均は小幅高といった状況でした。先物もいつもにもまして売り買いともに手控えられて方向感はなく、まとまった売り買いもほとんど見られませんでした。指数を動かすようなことはもちろんなく、目先の10円を取るのにも汲々とするような値幅での動きとなりました。
自律反発とはなったものの、相変わらず買い気には乏しく盛り上がりに欠ける展開となりました。物色対象もテーマも絞れないということはもちろん先行きに対する方向感もみられず、とりあえず目先の動きについてみようというような感じです。北朝鮮問題などはこれからも取りざたされるのでしょうし、欧州金融不安や米国での金融機関の自己資本規制の問題などもあるなかで、クリスマス休暇を控えて、持高調整の売り買いだけと言う感じです。年内は8200円〜300円水準を下値に8500円〜600円水準を上値とした狭い範囲での動きが続きそうです。
昨日の値幅の中で小動きとなり「孕み足」となりました。先週末と同じで「孕みは放れにつけ」ということで昨日の高値を上に抜ければ強含み、安値を割り込むと弱含みとなって来ると思われます。RSIはまだ下値余地もあるのですが、ストキャスティックスは底値圏にあり、下に突っ込んだところからは反発となるのでしょうし、上値は基準線に押されて重いということになりそうで、もみ合いの中で調整が進むということだと思います。
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