欧州金融不安など悪材料目白押しで信用収縮の動きもあって大幅下落清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年12月15日 07時00分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 シカゴ市場(CME)の終値(8420円)を意識して8400円台前半が下値目処となりそうです。8400円台後半にも節目があり、この水準が上値メドとなり、8400円台での動きとなりそうです。8400円台後半を抜けても8500円台前半では上値を押さえられそうで、8400円台前半を割り込むと8300円台前半が下値メドとなるのでしょう。

本日の注目点

◇12月の日銀企業短期経済観測調査(短観、8:50)

◇20年物国債〔12月債〕入札(10:30)

◇11月の首都圏・近畿圏のマンション市場動向(不動産経済研究所、13:00)

◇クックパッド(2193)、上場市場を東証マザーズから東証1部に変更

◇スイス中銀が政策金利発表(17:30)

◇11月の英小売売上高(18:30)

◇米新規失業保険申請件数(週間)(22:30)

◇12月のニューヨーク連銀景気指数(22:30)

◇11月の米卸売物価指数(PPI、22:30)

◇7−9月期の米経常収支(22:30)

◇10月の対米証券投資(23:00)

◇11月の米鉱工業生産・設備稼働率(23:15)

◇12月のフィラデルフィア連銀景気指数(16日0:00)

◇11月の北米地域の半導体製造装置BBレシオ(16日8:00)

◇9−11月期決算:アドビ・システムズ、フェデックス

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  2750万株

買い  1540万株

(金額ベースも売り越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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