ECB総裁のコメントに失望して大幅下落清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年12月09日 07時00分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 8500円台前半から半ばの水準が下値目処となり、8600円台前半から半ばの水準が上値目処となると思われます。8600円台半ばを抜けるような展開になっても8700円前後では上値も重くなるのでしょうし、8500円台半ばから8600円前後が中心の値動きとなりそうです。8500円台前半を割り込むようであれば、8400円台半ばまで下落となるのでしょう。

本日の注目点

◇7−9月期の国内総生産(GDP)改定値(内閣府、8:50)

◇10−12月期の法人企業景気予測調査(内閣府・財務省、8:50)

◇11月のマネーストック(日銀、8:50)

◇株価指数先物・オプション12月物の特別清算指数(SQ)算出

◇10月の米卸売売上高(0:00)

◇11月の中国消費者物価指数(CPI)

◇11月の中国工業品出荷価格指数(卸売物価指数、PPI)

◇11月の中国工業生産高

◇11月の中国小売売上高

◇1−11月の中国固定資産投資

◇欧州連合(EU)首脳会議

◇10月の米貿易収支(22:30)

◇12月の米消費者態度指数(速報値、ミシガン大学調べ)

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り   840万株

買い  2080万株

(金額ベースも買い越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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