新成人に聞く、地震・雷・火事……次の語句は?

» 2011年12月07日 14時47分 公開
[Business Media 誠]

 東日本大震災後に、以前より大切にするようになったものは何ですか? 2012年に成人式を迎える新成人に聞いたところ「人(人との絆や関係も含む)」(54.4%)と答えた人が最も多く、次いで「電気」(36.9%)、「時間」(34.6%)、「お金」(30.7%)であることが、セイコーホールディングスの調査で分かった。

 男女別に大切にするようになったものベスト3を比較すると、男性は「人」(46.9%)、「お金」(32.7%、女性は6位)、「時間」(31.1%)、女性は「人」(61.8%)、「電気」(44.2%、男性は4位)、「時間」(38.2%)と価値観の違いが見られた。

震災後、以前より大切にするようになったもの(出典:セイコーホールディングス)

地震・雷・火事・親父

 「地震・雷・火事・親父」といえば、この世の中の恐ろしいものを、順に挙げた語句で、一番が地震、二番が雷、三番が火事、四番が親父とされている。では「地震・雷・火事……次にくるのは?」と聞いたところ、新成人はどんな回答をしたのだろうか。

 全体の74.6%は「親父」と正解だったが、今年は天災や異常気象などに影響されてか、それにちなんだ語句を回答した人が目立った。例えば「津波」と答えた人は11.8%、「台風」が6.3%、「洪水」が5.2%という結果に。ただ「親父」とは「台風」を意味している、という説もある。台風を意味する「山嵐(やまじ)」がいつのまにか「親父(おやじ)」に変化したとのこと。なので新成人が「台風」と答えたのは、“間違い”とは言えないのかもしれない。

 インターネットによる調査で、2012年に成人式を迎える全国の男女1236人が回答した。調査期間は11月11日から12日まで。

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